2013年7月27日土曜日

山登り 「仙丈ケ岳」編

7/26(金) 朝から予報は晴天。
前日の疲れはあるものの、張り切って歩こう~と出発。
帰路バスは最終が15:30 理想はひとつ前の13:30に乗りたいところ。
最終バスに乗り遅れると手段はなく、延泊か登頂を諦めて引き返すしかありません。

標準コースタイムは8時間だから
私たちは9時間? 余裕を持って5時歩き出しです。
5:00スタート 北沢峠 「長衛荘」 登山口、バス停も目の前。
朝食はお弁当にしてくれていつでも出発できるようになっていました。
朝4時からお味噌汁、お茶サービスがあります。
4時に起床してしっかり山小屋で食べてから歩きはじめられました。
 
気持ちいい林道の登山道をゆっくりと登っていく。

6:30 大滝頭

緑に覆われて美しい

北岳を望む
ここを登っても頂上はまだ先・・・
お花は沢山咲いていて美しい景観です
まさに南アルプスの女王です。

7:50 小仙丈ケ岳 到着
ここから見える仙丈ケ岳頂上とカールが見事です。
ここまで来たらあと一息です、稜線を気持ちよく歩けました。
見た目ほどここから先はきつくないです。
駒ケ岳とは大違い、二割ひきで楽ちんです。

早弁です。



頂上が近くなってきました。

 
10:30 仙丈ケ岳頂上に到着 3000Mを越えたのは初めてです!!


素晴らしい景色を堪能して写真を撮ってすぐに下山。
頂上は狭く、風がつよくて寒かったのですぐしたの山小屋でお昼の計画です。



 
10:30ランチ
小屋の方がこころよく対応してくれました。
自由にテラスで食べていいよ~とのこと。
景色も天気もよくてカップスープ、暖かいコーヒーと
お弁当を食べました。
 


お花畑のような綺麗な景色の中を下っていきます。
馬の背を経由する下山コースは長衛荘のアドバイスに従いました。
歩きやすくて景色がいいよ!とお墨つきで安心でした。


ところが残っていた雪渓が!
まずいコース間違えたか?


いえいえわたって大丈夫なようです。
沢を渡ったり、凄く楽しい!
 
雪渓2度目渡ります。
今年は雪が多かったからこの時期でもめずらしく残っているそうです。

****注意***
ここを渡らないヤブ沢大橋を渡り大平荘にでるコースもありますが
この日はスノーブリッジが落ちそうだとのことで通行禁止となっていました。
これは登山届けを出したときにもわかっていた情報でしたが、再度小屋でも
アナウンスがあって大変助かりました。
12:00 大滝頭に戻る
13:40 無事下山 長衛荘にて至福の一杯
焼きたてパンと。

着替えたり、荷物をいらないものは小屋に置いて軽装で登ってよかったので
再度パッキングしなおして最終バスまでのんびり過ごしました。

前日の疲労があってもなんとか登れましたが
ちょっと私には欲張った2座制覇の企画でした。
下りに左ひざに痛みが出て引きずりながら降りてきたので
故障しなければもっと余裕があったかと反省です。

同じ峠からまったく雰囲気の違う山を2つ登れて
無事帰宅できたので最高のプレ夏休みでした。

山の登り 「甲斐駒ケ岳」と「仙丈ケ岳」

7/24(水)~7/26(金) 2泊3日で南アルプスへ登山に行ってきました。

7/25(木曜) 百名山 甲斐駒ケ岳 標高 2967M
7/26(金耀) 百名山 仙丈ケ岳  標高 3033M

初日は移動のみ。
マイカー規制があってバスの時刻にあわせないと入山できないため
しかも平日は1日4便 アクセスが悪いですね。

市営駐車場「芦安」までマイカー~広河原~北沢峠とバスを乗り継ぐ
マイカーが故障で修理中のため、急遽電車利用になりました。

立川から甲府まで特急「あずさ」1時間ちょい、ビール飲みながらもいいですね。
甲府駅から特急バスとは名ばかりの路線おんぼろバスで2時間もがたがた、ごつごつと悪路の屋山道を揺られてやっとのことで「広河原」に到着です。

***ミニ情報*****
北沢峠に入る手段はこのアルプス交通のバスのみ、乗り合いタクシーもここから先は
行かないので始発前に入山ができないません、帰路もおなじくタクシーも北沢峠にはよべません
のでコースタイムがかかる山に入るにはご注意ください。



15:00到着、ここからまたバスで30分で北沢峠へ

1泊目の山小屋へ16:00ちょっと前になんとか入れました。
雨が降っていて散策は中止、17:00の夕食までごろごろして過ごしました。

新しく建て替えばかりの小屋は清潔、でもカーテンがないので
女子としてはちょっと不満。
この日は二回ベットは貸切りだったのでまぁ、よし。
楽しみにしていた夕飯、美味しいけどちょっと量が足りなかったな、
生ビールで補いました。




朝食は5時なので6時出発はちょっと遅いと思ったので
 
お弁当に変更してもらいました、
パン朝食でした。
4:30起床5:00に歩き出しました。
 
甲斐駒ケ岳は一般的に8~9時間かかるコースで休憩はなしの時間ですから
私たちはたっぷりお昼休憩や途中で写真を撮ったり、休息が必要なのでプラス1時間から
 
2時間はみないと下山できないのでなんと!10時間になるではありませんか?
 
それで早めの行動です!足が速いベテランさんはコースタイムどおりでしょう。
 
初心者や中高年は2割り増し!!
 
これは山小屋の主人が言っていたので間違いありません。


雨は9時ころまで降ったり止んだりで
レインコートも着たり脱いだりでした。

ごろごろ石をまたいで歩いたり、
林道をあるいたり変化のあるコースでした。
6:40 仙水峠到着
ここではるか先に頂上が見えています~
遠いいなぁ・・・がんばろう!


9:00 駒津峠に到着、ここまでも急登で懸命に登りました。

 
岩場の登り道は岩をつかんだり、体力使うけれど面白い。
足場が悪い道をがつがつ登る。


岩登りの直登ルートは私たちには無理と判断。
巻き道で頂上をめざしましたが
それでも登りがいありました~。
まだまだ先だ!!!

9:50 六方石 ここから頂上を見ると
圧倒されます!
やったるぜ~~!

高山の花に癒されながら
こつこつ登ります。
登ってきた稜線を振り返りながら。

うへ~~~まだ先だ!

頂上を見上げながら!!

11:00 甲斐駒ケ岳頂上
やっと登頂です。
達成感!! 
 


昼はあったかいどんべい、腹にしみわたる
美味しいインスタントめん。
あとは行動食のみ。
おむすび、パンなどちょっと足りなかった。
1時間はゆっくり休息とランチタイム、頂上ではガスっていることが多かったのが
ちょいっと残念ではありました。


さてがんばって降りますか。



鳳凰三山も姿を見せてくれました。

 

鋸岳、険しく厳しそうですね。
 


下山しながら甲斐駒ケ岳の頂上を振り返る。
晴れてすっきりその姿を現していました。
 
ハイマツ?アルプスっていう景色。
綺麗でした。

ちなみにハイジではありません!

双児山経由で下山とガイドブックに書いてあったが
こっちはきつい、このハイマツの綺麗な景色が見れたのはよかったけど
この後の下りは林間の中を下り続けて、景色も悪いし
登り返しもあるしで下りでも時間かかりました。
足に自信がある方にはオススメ
急ぐ方や一般的にはお勧めではないと私は思った。
ガイドブックに健脚向けって書いて欲しかった(笑)
 

15:40 やっとのことでゴール。
2日目の山小屋「長衛荘」到着。
うれしかったなぁ。

 
夕飯も量も満足できました。
なによりスタッフがあかるいお兄さんで話やすくて
楽しかったな!
山小屋のご主人も話上手で夕食の時に
ガイド的なお話をしてくれました。
アルプスの自然を大事にしてほしい
無理な計画をして事故を起こす人が最近多いいと
嘆いていました。
 
甲斐駒ケ岳は10時間以上かかってもおかしくない!!!と。
ちょっとコースガイドは甘めだねっと。
私は思いっきり共感!しかも双児山下山はお勧めしないとのこと。
 
なに!!!
初日もここを宿にしとけばよかった。。。。と思った次第でした。
 
「長衛荘」ベース基地が強くお勧めです。
カーテンあったし。
平日だったから空いていたしね。
週末は予約で秋もほとんど満室だそうで注意です!
翌日の「仙丈ケ岳」のコースもアドバイスいただきました。
20時就寝でこの日は楽しく終わりました。
筋肉痛はすでにあったのでストレッチはしましたが・・・明日は歩けるかな?
ちょっと心配でした。
 
「仙丈ケ岳」編へつづく・・