夏休み第二弾企画、北アルプス
表銀座コースを縦走してきました。
1日目
中房温泉~燕山荘
2日目 燕山荘~大天井岳~常念小屋
3日目 常念小屋~常念岳~一の沢
天気予報はあまりよくなかったけれど、台風や大雨ではなさそうなので
決行しました。
1日目
休憩なしで5時間ほどのタイムコース
縦走なので車の回送をどうするか?
ガイド本やネットの情報や友人のアドバイスを参考にして。
自家用車を穂高駅から近い「しゃくなげ荘」へ駐車(無料駐車場)
ここから定期バスで中房温泉(登山口)へ バス代1200円
下山口の一の沢にはバスは来ないのでタクシーで「しゃくなげ荘」へ戻りました。
タクシー代(4500円ほど)
5分休憩を1時間ごとに取って、合戦小屋からは標高が高いので
高山病予防に30分ほどしっかり休憩を取る。
6時間ほどかけて燕山荘に到着。
9時スタートして15時半到着。
ガスがこくて景色は望めず、花をみながら黙々と登りました。
ノリーも今回は高山病は軽症で、リベンジ成功しました。
燕岳はガスでなにも見えないので登頂は断念しました。
山小屋は人気ナンバーワン。
小屋は清潔で、ご飯も美味しい!とくにトイレが綺麗で安心しました。
夕食はハンバークとお魚、あと煮物もありました。
ご飯、お味噌汁お替り自由でした。
朝食は鮭といろいろ~。
山小屋としては美味しいご飯とおもてなしです。
お替りしてお腹いっぱいになりました。
名物山小屋の館長のお話を食事をとりながら聞きます。
登山の魅力や注意を優しく語ってくれます。
スイスのホルン演奏も。
初めてのアルプス、初めての小屋も燕山荘でした。
5年ぶりに2度目の来訪です!
前回は本館で部屋は少し狭かったけれど、今回は奥の奥の別館に案内されました。
満員のときは3畳より小さいスペースに6人!
ご一緒した2人は同じくらいの歳のご夫婦で、常念へ行くとのこと。
一緒に行動はしませんでしたが。その後いろいろなところでお会いしました!
2日目
朝食の時間の一番は4:30からです。
山小屋の朝は早い。
2番目の5時に朝食を取って、6時に出発。
気を取り直して常念岳までの縦走です。
本来なら北アルプスの壮大な景色をみながらの素晴らしいルートのはず・・・
稜線では雨と風に打たれて少し緊張しながら2時間もくもくと。
雷鳥さんに出会えました。
風が静まったころには大天井へ向けての登り、
ここは少し気合入ります。
大天井荘に11時に到着。
冷えた身体をストーブで暖めて行動食、軽いお昼をとりました。
ザックを大天荘において大天岳へ。往復30分ほど。
真後ろには槍ヶ岳がドカン~と。
いくらイメージしても見えませんでした。。
常念岳へ向けてはほとんどが下り。
やっとガスや小雨も止んできて、常念小屋へ2時頃到着。
8時間歩きました。
常念岳はガレ山、1時間半くらいで登れるので時間的には行けますが。
ガスがかかってて何も見えないし、小屋に到着してほっとしたので
ビールの誘惑にまけてのんびりしました。
翌朝に登頂の予定。
ここで燕山荘で一緒だったご夫婦と同部屋になりました。(笑)
常念小屋はMAXの混雑とのこと。
1畳に二人で寝る。抱き合って寝ろってか??!
とにかく窮屈。。14畳に28人。
雑魚寝だ・・枕投げでもする?。
早めに到着したのでその中でも少しスペースある場所を頂きました。
夏休みとはいえ、山小屋の混雑には辟易します。
体力があったらテン泊もありかな?!
3日目
寝苦しさもあり、早寝したのもあって2時には目が覚める。
外に出て見ると満点の星空。
これは晴れる~!!
朝食は4:30~8:00までに並んだ順に食べるシステム。
朝ごはん前に出発することにしました。
へドライトをつけて、暗いうち3時から常念岳へ向かいました。
同じことを考える人は何人もいて、ヘッドランプの列が見える。
ちょっと迷っても問題なく上がれました。
夜空を見上げたときに流れ星も見ました。
頂上付近で明るくなり始めました。
山頂に到着し、ご来光と、槍ヶ岳などなどやっと素晴らしい景色を堪能!
これがあるから山はたまらない。
山頂は風もなく寒くない、長い時間過ごして居たかったけれど
下山時間を考えて降りることにしました。
下山中にこれら登るところのまたあのご夫婦に会いました。
またどこかの山で会いましょうね~とお別れしました。
山小屋でゆったり朝食を取って、7時30下山開始。
3時間半のコースタイム、常念小屋で11時に下山口にタクシーを呼んでもらいました。
沢をなんどか渡ったり、がっつり3時間半はかかる道でした。
クラブツーリズムの団体が2つもいてペースダウン、途中でなんとか抜かせてもらって
11時ジャストに下山口に到着。
しゃくなげ荘までは20分ほど。
すぐそばの温泉で3日間の疲れと汚れを落としてスッキリ~。
下界へ戻ってきたことを実感。
帰宅してほっとしたのもつかの間
もうすでに次はどこかに登りたい!って
思ってしまっています。